Roppongi−de!SecA−20
夏樹優は、初めてヒロと逢ったあのシテーホテルで目覚めた。
昨日はディズニーシーでヒロととっても楽しい1日?ううん!
それは2日近くのとっても楽しい時間だった。
海藤は2度のメールを受け取って・・・・・
そのホテルを夏樹優に気づかれないように出た。
気づかれない様に、海藤は彼女の食事に睡眠導入剤を2種類入れた。
しっかり寝込んで貰える様に・・・・・、
海藤が立ち去るのを気づかれない様にするためだ。
夏樹優 さん ゴメン!
これから、どうしても行かなければならない所があるから!
そこに銀行のキャッシュカードがある。
おそらく200万近くはあると思う。
好きに使って構わない。
暗証番号は **** だ。
困った時は 鈴木 彩と言う、
都心のC大学病院で勤務する看護師に相談して!
彼女の携帯番号は 090-1233-xxxx
何とか頑張って、きちんとした仕事をして!
その事も 鈴木彩に助けて貰えば何とかなる!
愛してるよ ユウ!
ずっと、ずっと愛してる!
夏樹優はすっかり熟睡して、昨夜の記憶が薄い。
ディズニーシーでは、あんなに楽しく優しくしてくれて・・・
昨夜は、あんなに愛してくれて・・・・あんなに大人の愛、
愛し合っている時のSEXがあんなにもステキで、
気が遠くなる程の真剣なSEXだったのに・・・・
それなのに・・・・・、夕方何処からかかって来たメール!
トイレに行くと言って、そこで携帯を見てか・・・・
何処かに連絡したのか・・・
ヒロは何も言わない。
「電話?」
「メール?」
「・・・・あぁ!」
ヒロはユウの質問に曖昧に言葉を濁し、答えていない。
“彼女からなの?”っていう質問を寸前の所で止めた。
それは・・・ユウにとって・・・・、
最悪の結果を招く事態になるかもしれないから!
そう、ヒロとの関係が終ってしまう。
それが本当に怖くて聞けなかった。
それからヒロは、少しずつ距離を置くようになった。
とっても優しい、今まで以上に優しく接してくれていた。
優しさに・・・・何だかその時から、着信の後から、違いが有るように感じた。
じゃれ合って、キスして・・抱いて!
それは昔・・・・子供の頃両親にされている様な、そんな感覚になって。
そして、決定的だったのは、昨夜はやんわりとSEXを拒んだ。
何となくこれまで見たいにユウが触れようとして・・・
「ねぇ! 今夜は何回する!?」
「・・・・・・」
「ねぇ・・・エッチって!」
「本当に愛してくれる人とすると最高!」
「・・・・そうだ・・・な!」
「あれ・・・・ヒロ、どうしたの?」
「ゴメン!」
「流石に疲れたみただから、一眠りしてから!」
「それから・・・ ねっ!」
「うん! そうだね!?」
しかしその一眠りから覚めたら・・・・
ヒロは何処にもいない。
ベッドはベッドメイクされたままだった。
夕食は知名度の高い店で、中華料理を二人ともたらふく食べた。
本当に楽しく、美味しく食事が出来た。
食事の合間に、ヒロは上手にユウの出身地とか、
両親の名前を聞いていた。
「ねぇ! そんなの調べたって・・・・」
「調べたって・・・もうどうにもならない!」
「そうだね!」
ユウは海藤が、自分の家族の消息を確認しようとしてくれて・・・
でも・・・そんなのもう意味無いと思って、少し投げやりに接した。
それ以上は、海藤もそれからはその話をやめた。
「そう、そうだよね! もう意味無いかも!」
「うん! これからの事の方がいい!」
「そうだね!」
二人はその後、初めて夜を過ごしたあのシィテイホテルに泊まった。
ホテルに辿りついたのは午後10時半を過ぎていた。
前回と同じ部屋だった。
ユウは直ぐに浴槽にお湯を貯めに浴室へ向かった。
何となく、古巣に戻った感覚でちょっと家庭的な雰囲気を味わった。
たった、2日なのに・・・・・
ユウは困惑している。
どうして? どうして・・・・・・
ヒロは何処に、何の用で・・・・
私の前からこんなにも突然なの!
どうして、何も言わずに去ってしまったの?
私の両親の捜索?
それなら、一緒で・・・・
どうしてもと言うのなら一緒に行ったのに!
私が、変な事や、態度がいけなかったの?
それなら・・・直ぐに態度を改めたのに・・・
どうして・・・・?
それとも・・・私がバイシュンフをして・・・
それは、その事は、許してくれた!
そんな理由じゃ無いよね!
ヒロ、海藤洪はどうして私の前からいきなり姿を消したの?
どうして・・・・どうして、私にこんなお金を!
とってもそれは嬉しい!
お金も嬉しい!
でも、今のユウにはお金より、もっともっと必要なものが出来たわ!
そうよ! 今は・・・いまは・・・貴方!
どんな物より何より貴方が必要なの!
絶対に! 絶対に貴方が必要!
貴方が欲しい!
どんな物よりも!
本当の愛を知ったの!
本当の愛を教えてくれたの!
その人は、ヒロ! そう海藤洪!
Roppongi−de!
SecA−20 Fin
すこし、お休みになります!